Lyric,Music:聖依 Vocal:Gumi
遠い幼い記憶の中で君の声がする。
もう聞くことは出来ない、柔らかい温かい声。
少しずつ薄れていく記憶をひたすら手繰(たぐ)り寄せてる。
愛しくて切ない時間が私を生かし続けてる。
君を抱きしめに行こうとしても、すり抜けて消えていった。
伝えたい言葉も言えずに、後悔だけが残った。
気付けば君の歳を追い越してしまっていた。
あの頃から私は少しでも大きくなれている?
消えていく思い出と、壊れた時間を集め直したら、
もう一度だけでも、あの頃の君に会いにいけるかな。
夢の中で手招いている、あの頃の優しい記憶。
今だけは「君が知っている私」に戻らせて欲しい。
君の事を思い出すたび、会いたくなってくるから
どうかせめてこの時間(とき)だけは、静かに泣かせて欲しい。