Guilty-楽譜に遺した最期の言葉-

Novalis

Lyric,Music:聖依 Vocal:Gumi



深い森のような暗い道を歩いていた時渡された。
「今の貴方と私にお似合いね。」蒼く儚い薔薇、Novalis...

「巡り会えた事は偶然でしかない。
 だけど……、貴方が必然に変えてくれた――。」

舞い落ちた花びらが、月夜に輝く。
切ない香りが胸を締め付ける。
涙を流す君をそっと抱きしめて耳元で囁く。
「ありがとう。」


道を見失いかけたその時に光を与えてくれた君。
そんな君が差し出す蒼い薔薇が儚く悲しげに揺れていた。

「私なんて光になんかなれてない。
 貴方が傍に居ないと輝けないの。」

腕の中で震える小さな光が、今にも消えそうで怖くなった。
一片、また一片、散っていく花弁、蒼く儚い薔薇、Novalis...